第3章:よくある勘違いとその真実
年金制度って、思い込みや誤解がとても多いんです。
ここでは「損しないために」こそ知っておきたい、60代に多い“勘違い”を解き明かしていきます!
❌ 勘違い①:「60歳になったら自動で年金がもらえる」
➡ 正解:申し込みをしないともらえません!
年金は、自動で振り込まれるものではありません。
「年金請求書」を提出して、初めて受給が始まります。
特に注意したいのが以下の2点:
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65歳受給の人:誕生日の約3ヶ月前に届く案内を見落とさないように!
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60歳〜64歳で繰上げ受給を希望する人:自分で早めに申し込む必要があります!
❌ 勘違い②:「年金保険料を払えば払うほど、得をする」
➡ 正解:上限があります。払いすぎは意味がないことも!
国民年金(基礎年金)は、納付40年(480ヶ月)で満額。
それ以上払っても受給額は増えません。
ただし、40年に満たない人は、60歳以降に「任意加入」することで将来の年金額を増やせます。
例:専業主婦や自営業で未納期間がある人は、任意加入がおすすめ!
❌ 勘違い③:「自営業者は厚生年金とは無縁」
➡ 正解:最近は“厚生年金に加入する”自営業者も増えています!
法人化して会社を設立した場合、社長(自分)であっても「厚生年金」に加入義務が発生します。
つまり、法人化すれば自営業者も2階建て年金を手に入れられるんです。
これは将来の年金額にも大きく影響するので、「老後資金の確保」という意味でも戦略的に検討の価値あり!
ポイントまとめ
勘違い | 実はこう! |
---|---|
自動で年金はもらえる? | 自分で手続きが必要! |
払えば払うほどお得? | 国民年金は40年で打ち止め |
自営業は厚生年金と無関係? | 法人化すれば加入可能 |

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