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JUGEMテーマ:就職活動  雇用情勢 今春の高卒者、今も職探し 非正規への流入懸念(毎日新聞より)

 

 この春に高校を卒業したものの、今も職探しを続ける若者がたくさんいる。雇用情勢の厳しい地域を中心に、全国で1万人近くに達する可能性もある。国は9月、大学・高校の既卒者を正規雇用に向けて試験雇用した企業に奨励金を出す事業を始めたが、効果は今一つだ。学校やハローワークとのつながりを断つ卒業生も多く、専門家からは非正規など不安定な雇用に流れることへの懸念の声が上がっている。


【雇用情勢】大学生は「氷河期」以下 就職内定率過去最低57.6%


 「ハローワーク行ってる?」


 「週1回とか。でも何したらいいか分からないし、受かる気しないし」


 青森県高等学校・障害児学校教職員組合の事務所に、今春高校を卒業した女性(18)が友人2人とともにやってきた。出迎えたのは、女性が所属していたテニス部の顧問。3人は卒業後も時々、人生相談を兼ねて教諭のもとへ来る。


 女性は卒業後、歯科助手の採用面接に落ち、6月に1年契約でパチンコ店に入社。契約終了後は正社員登用の可能性もあり、張り切っていた。だが勤務は早番と遅番の2交代制で不規則なうえ、月24日働いても給与は13万~14万円。パチンコ玉の入ったケースを何箱も持つ重労働で6キロやせ、体調を崩して9月末に退職した。「青森出るかどうか迷ってる。でもお金がない」


 青森県の求人倍率は、一般、高卒ともに全国最下位の沖縄県に次ぐ低水準だ。青森市のある私立高校は、3年生240人のうち半数近くが就職希望だが、内定は1日現在で15人にすぎない。進路担当の教諭は「とにかく求人がなく、生徒は待つしかない状況」と頭を抱える。卒業生の求職者には、ハローワークから届く「既卒可」の求人票を郵送するだけにとどまるという。


 国が始めた「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」も、高卒者支援にはつながっていない。ハローワーク青森(青森市)に集まった既卒者トライアル求人は、「中高年トライアル」や「若年者等(40歳未満)トライアル」など他の奨励金支給制度との併用が大半。仕事も「マネジャー候補」「店舗運営マネジメント」などで、担当者は「ハードルが高いからか、卒業生に求人を送っても反応はない」と話す。


 文部科学省の学校基本調査によると、今春の高校卒業生のうち、進学も就職もしていない人は5万9000人。これに労働政策研究・研修機構が高校2000校に実施した調査の結果を当てはめると、「受験浪人中」が37.0%で2万1800人、「求職中」は13.9%で8200人、残る2万8900人が「進路希望不明」と推計される。


 一方、学校基本調査によると、就職者のうち学校やハローワークによるあっせんは67.0%で、前年度(77.3%)より落ち込み、実態を把握しづらい縁故や求人広告などによる就職が増えている。


 同機構の小杉礼子研究員は「学校やハローワークとのつながりが切れてしまうのは危険だ。相当数が不安定な労働市場にさまよい出ている可能性がある。高校の卒業生は未熟で、公的機関に守られる仕組みを作る必要がある」と指摘する。

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今春の高卒者、約1万人が今も職探し

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